よくある質問

多くの皆様からお寄せいただいた、ご質問・ご相談などにお答えします。

ネット上で、ワールドメイトは政府認定の「カルト教団」であるという書き込みを見ました。本当でしょうか?

全くの嘘です。

まず、政府が特定の教団を「カルト」として認定したという事実はありません。
平成12年12月、「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」という報告書が発表されました。これは、「オウム真理教」の信者や元信者の方々の、社会復帰を支援する目的で作成された、純粋に学術的な研究報告書です。無論、政府がどこかの団体を「カルト」と指定するような内容の文書ではありません。
この数十頁に及ぶ報告書の中に、近年、宗教団体が関わってニュースになった事件が年表風にまとめてありますが、ワールドメイト(旧称:パワフルコスモメイト)はその中で一行、紹介程度に登場するに過ぎないのです。
しかもそれは、ワールドメイトではない別会社に脱税の容疑をかけられた1994年のニュースが、ワールドメイトのものと誤って記載されているという、注釈も説明もないたった一行のみです。今日では、その会社には脱税の事実などなかったことが証明され、立件を見送られたことは周知の事実です。
ワールドメイトの記述は、近年のマスコミ記事に登場したひとつのエピソードとして触れられたに過ぎません。 にもかかわらずワールドメイトを中傷する一部の人々は、この報告書を曲解して、「ワールドメイトは政府認定のカルトである」と吹聴しているのです。しかも、この報告書を作成した人々自身が、正式に、このような見方を否定する文書を出しているのです。
この報告書の作成主体は、警察庁、法務省、厚生省の3省庁(当時)が合同して設立した研究会です。この3省庁及び研究会は、この報告書が本来の意図とは違う目的で引用をされることを懸念し、平成14年6月、「この文書が特定の団体を『カルト』と認定しようとしたものではない」という旨を、関係する諸機関に通達されています。(下記にその全文を掲載致します)
また、この研究の責任者である吉川武彦氏ご本人からも、事情を説明する自筆のお手紙と、全ての関係者に宛てた通達書面の写しを、ワールドメイトの代理人弁護士宛てに送っていただいております。
「政府がワールドメイトを『カルト』と認定した」というネット上の書き込みは全く根拠のない悪意に満ちた中傷に過ぎません。

「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」報告書について、三省から関係機関に送付された文書(全文)

【研究会から関係機関へ】

謹啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平成12年12月にご報告致しました「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」報告書は、オウム真理教信者及び元信者の社会復帰支援を目的として、精神医学・心理学分野の各専門家により行われたそれぞれの学術的研究の結果を取りまとめたものです。本報告書中のオウム真理教以外の集団に関する部分は、オウム真理教信者及び元信者への適切な対応の在り方について研究する中で関連として取り上げたものにすぎません。したがって、本報告書は、個々の集団が行ったとされる行為について、それが事実であるか否かを論じたものではありません。また、個々の集団について、それがいわゆる「カルト」であるか否かという認定をしようとしたものでもありません。以上のことを改めてご報告致します。
引き続き、同報告書の取扱いにあたっては、ご配慮いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。

敬具

平成14年6月24日
「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的 支援の在り方についての研究会」総括研究者
吉川武彦(印)

警察庁警備局公安第一課長
法務省大臣官房秘書課長
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神保健福祉課長 殿


【警察庁】

謹啓、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
警察行政の推進につきましては、日頃から多大なご尽力を賜り御礼申し上げます。
さて、平成14年6月24日付貴殿からご連絡を頂きました「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」報告書のご説明に関する件につきましては、当課において、総括研究報告書を配布した関係先に、貴殿のご趣旨を踏まえて取扱いに配慮するように連絡致しました。その旨お伝え致します。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

敬具

平成14年7月1日
警察庁警備局公安第一課長

「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的 支援の在り方についての研究会」総括研究者
吉川武彦 殿


【法務省】

事務連絡
平成14年7月4日

「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」総括研究者
吉川 武彦 殿

法務省大臣官房秘書課長 太田 茂

「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」報告書について標記報告書に関する貴殿からの平成14年6月24日付け文書について、別紙のとおり関係機関に送付しましたので連絡します。

事務連絡
平成14年7月4日

法務省刑事局長   殿
法務省矯正局長   殿
法務省保護局長   殿
法務省人権擁護局長 殿
法務省大臣官房秘書課長

「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」報告書について

標記報告書については、平成12年12月22日付け問う職事務連絡をもって参考配布したところですが、本研会の総括研究者である吉川武彦氏から、別紙のとおり文書が送付されましたので参考のため送付します。

貴管下機関に本報告書を配布している場合には、貴局から本文書を送付願います。

【厚生労働省】

謹啓 時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。
厚生労働行政の推進につきましては、日頃から多大なご尽力を賜り御礼申し上げます。
さて、平成14年6月24日付け貴殿からのご報告について、別紙の通り関係機関に対して周知いたしましたので、その旨お伝え致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。

敬具

平成14年6月28日

厚生労働省社会・援護局
障害保健福祉部精神保健福祉課長

「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」総括研究者

吉川 武彦 殿

謹啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
厚生労働行政の推進につきましては、日頃から多大なご尽力を賜り御礼申し上げます。
さて、平成12年12月22日付けで、厚生省大臣官房障害保健福祉部精神保健福祉課長及び同省保健医療局地域保健・健康増進栄養課長連名で、「特定集団からの離脱者に対する精神医学的・心理学的支援の在り方についての研究会」報告書を送付し、地方公共団体におけるオウム真理教の信者及び元信者の社会復帰対策の一環としての精神的ケアの実施において参考とされるようお願いしたところです。今般、総括研究者から別添のとおり、報告書について、改めて報告をうけましたので、この旨を周知していただくとともに、引き続き適切な取扱方、よろしくお願い致します。

敬具

平成14年6月28日

厚生労働省社会・援護局
障害保健福祉部精神保健福祉課長

都道府県 各 政令市 衛生主管部(局)長 殿
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